楽天プレミアムカードのメリット7選 プライオリティパスや特典を解説

楽天プレミアムカードのメリット、プライオリティパスや特典を解説

楽天カードの中でも、特に充実した特典で知られる「楽天プレミアムカード」。年会費がかかるものの、それを上回るほどの魅力的なメリットが数多く付帯しており、特に旅行好きの方や楽天市場のヘビーユーザーから高い支持を得ています。

しかし、「年会費11,000円の元は本当に取れるのか?」「自分にとって本当に必要なカードなのか?」と疑問に思う方も少なくないでしょう。

この記事では、楽天プレミアムカードの基本情報から、世界中の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」をはじめとする7つの大きなメリット、そして見逃せないデメリットまで、網羅的かつ分かりやすく解説します。さらに、年会費の損益分岐点や、特典を最大限に活用するための具体的な方法、充実した付帯保険の詳細まで深掘りしていきます。

この記事を最後まで読めば、あなたが楽天プレミアムカードを持つべきかどうかが明確になり、後悔のないカード選びができるようになるでしょう。

楽天プレミアムカードの基本情報

まずは、楽天プレミアムカードがどのようなカードなのか、基本的なスペックを確認しておきましょう。他のカードと比較検討する際の基礎となる重要な情報です。

項目 内容
年会費(本会員) 11,000円(税込)
ポイント還元率 通常1.0%(100円につき1ポイント)
国際ブランド Visa、Mastercard、JCB、American Express
家族カード 年会費550円(税込)
ETCカード 年会費無料(通常は550円(税込)※条件あり)
申込資格 原則として20歳以上の安定収入のある方

参照:楽天カード株式会社 公式サイト

年会費

楽天プレミアムカードの年会費は11,000円(税込)です。年会費無料の楽天カードと比較すると高額に感じられるかもしれませんが、後述する数々の特典、特に「プライオリティ・パス」の価値を考えると、使い方次第では十分に元が取れる設定といえます。

この年会費を支払うことで、ワンランク上のサービスを受けられるのがプレミアムカードの最大の特徴です。具体的にどのようなサービスで年会費をペイできるのかについては、後の「損益分岐点」の章で詳しく解説します。

ポイント還元率

基本的なポイント還元率は、年会費無料の楽天カードと同じく1.0%(100円の利用につき1楽天ポイント)です。公共料金の支払いや普段の買い物など、あらゆるシーンで効率的にポイントを貯められます。

しかし、楽天プレミアムカードの真価は、特定の条件下でこの還元率が大幅にアップする点にあります。代表的なものが「スーパーポイントアッププログラム(SPU)」や「選べる優待サービス」、「誕生月サービス」です。これらの特典を組み合わせることで、楽天市場での利用時には常時5%以上の高還元率を目指すことも難しくありません。ポイントの貯まりやすさは、他のゴールドカードやプラチナカードと比較しても非常に高いレベルにあります。

国際ブランド

楽天プレミアムカードでは、Visa、Mastercard、JCB、American Expressの4つの主要な国際ブランドから選択できます。それぞれのブランドには独自の特徴や優待サービスがあるため、ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。

  • Visa:世界シェアNo.1で、国内外問わず最も多くの加盟店で利用できます。どこで使えるか迷いたくない、という方には最も無難で安心できる選択肢です。
  • Mastercard:Visaに次ぐ世界シェアを誇り、特にヨーロッパ方面に強いとされています。独自の優待プログラム「Priceless Cities(プライスレス・シティ)」など、特別な体験を提供するサービスも魅力です。
  • JCB:日本発の唯一の国際ブランドであり、国内での加盟店網やキャンペーンが充実しています。ハワイやグアム、台湾など、日本人観光客が多い地域でも優待サービスが手厚いのが特徴です。
  • American Express:ステータス性が高く、旅行やエンターテイメント関連の優待「アメリカン・エキスプレス・コネクト」が利用できます。ただし、他のブランドに比べて加盟店が少ない場合がある点には注意が必要です。

どのブランドを選んでも楽天プレミアムカード自体の特典(プライオリティ・パスやSPUなど)は変わりませんが、国際ブランド独自の特典を考慮して選ぶと、よりお得にカードを活用できるでしょう。

家族カード

本会員の家族(生計を同一にする配偶者、親、18歳以上の子供)向けに、家族カードを発行できます。家族カードの年会費は1枚あたり550円(税込)と、非常にリーズナブルです。

家族カードの利用で貯まったポイントは本会員のポイント口座に合算されるため、家族みんなで効率的にポイントを貯められます。また、利用代金は本会員の口座からまとめて引き落とされるため、家計管理がしやすいというメリットもあります。

ただし、注意点として、プライオリティ・パスや選べる優待サービスといった主要な特典は本会員のみが対象となり、家族カード会員は利用できません。家族も同等のサービスを希望する場合は、それぞれが本会員として楽天プレミアムカードに申し込む必要があります。

ETCカード

高速道路の料金所をスムーズに通過できるETCカードも発行できます。通常の楽天カードの場合、ETCカードの年会費は550円(税込)ですが、楽天PointClubの会員ランクがプラチナ会員以上、またはダイヤモンド会員であれば無料になります。

一方、楽天プレミアムカード会員は、会員ランクにかかわらずETCカードの年会費が永年無料です。車を頻繁に利用する方にとっては、毎年確実に550円のコストを削減できる、地味ながらも嬉しい特典といえるでしょう。

楽天プレミアムカードのメリット7選

ここからは、楽天プレミアムカードが持つ数々の特典の中でも、特に注目すべき7つのメリットを詳しく解説します。これらのメリットを理解することが、年会費以上の価値を見出せるかどうかの鍵となります。

① 世界1,300カ所以上の空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」が無料

楽天プレミアムカード最大のメリットと言っても過言ではないのが、世界148カ国、600以上の都市で1,300カ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」の最上位会員「プレステージ会員」に無料で登録できることです。

通常、このプレステージ会員になるには年会費として469USドル(1ドル150円換算で約70,000円)が必要です。これが楽天プレミアムカードの年会費11,000円(税込)で手に入るというのは、まさに破格の特典と言えるでしょう。
参照:Priority Pass 公式サイト

空港ラウンジでは、以下のようなサービスを受けられます。

  • フリードリンク(ソフトドリンク、アルコール類)
  • 軽食やスナックの提供
  • 無料Wi-Fi接続
  • 充電用コンセント
  • 新聞・雑誌の閲覧
  • フライト情報の確認
  • (一部ラウンジでは)シャワールーム、仮眠スペース、マッサージチェアなど

飛行機の出発前や乗り継ぎの待ち時間を、混雑したゲート前のベンチではなく、静かで快適なラウンジで過ごせるのは大きなアドバンテージです。特に長時間のフライトや乗り継ぎがある海外旅行・出張では、心身の疲労を大きく軽減できます。

このプライオリティ・パスの特典だけでも、年に1〜2回海外に行くだけで、年会費11,000円の大部分、あるいはそれ以上の価値を享受できる計算になります。海外旅行や出張の頻度が高い方にとって、楽天プレミアムカードは他の追随を許さないほどのコストパフォーマンスを誇る一枚です。

② 楽天市場での買い物でポイントがたまりやすい(SPU)

楽天プレミアムカードは、楽天グループのサービスを使えば使うほどポイントが貯まりやすくなる「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」においても非常に強力です。

楽天市場で買い物をする際、楽天プレミアムカードで決済するだけで、以下のポイント倍率が適用されます。

  • 楽天会員:+1倍
  • 楽天カード通常特典:+1倍
  • 楽天プレミアムカード特典:+2倍

これにより、楽天市場での買い物がいつでも合計でポイント4倍(還元率4.0%)からスタートします。年会費無料の楽天カードは合計で2倍なので、その差は2倍にもなります。

さらに、楽天モバイルや楽天ひかり、楽天証券といった他の楽天グループのサービスを利用することで、SPUの倍率はどんどん上がっていきます。例えば、楽天モバイルを契約していれば+4倍が追加され、合計で8倍(還元率8.0%)に達します。

日常の買い物からふるさと納税、家電などの高額な商品の購入まで、あらゆるシーンで効率的にポイントが貯まるため、楽天市場を頻繁に利用する方であれば、獲得ポイントだけで年会費を簡単に回収することが可能です。

③ 選べる優待サービスでさらにポイントアップ

楽天プレミアムカード会員は、自身のライフスタイルに合わせて3つの優待サービスから1つを選択できます。これにより、特定のジャンルでさらにポイントを貯めやすくなります。

  • 楽天市場コース:毎週火曜日・木曜日に楽天市場で買い物をすると、ポイントがさらに+1倍になります。SPUと合わせることで、火曜日・木曜日は最低でもポイント5倍(還元率5.0%)が確定します。楽天市場での買い物が生活の中心という方に最適なコースです。
  • トラベルコース:楽天トラベルで宿泊施設などをオンラインカード決済すると、ポイントが+1倍になります。さらに、海外旅行の際に便利な手荷物宅配サービスを優待価格で利用できるクーポンも提供されます。旅行や出張で楽天トラベルを頻繁に利用する方におすすめです。
  • エンタメコース:Rakuten TVや楽天ブックスでの利用でポイントが+1倍になります。映画やドラマ、音楽、電子書籍などを楽天のサービスで楽しむことが多い方にぴったりのコースです。

これらのコースは年に2回変更可能なため、ライフスタイルの変化に合わせて最適な特典を選び続けられるのも大きなメリットです。

④ 誕生月サービスでポイントがさらに+1倍

楽天プレミアムカード会員は、誕生月に楽天市場および楽天ブックスで利用すると、獲得ポイントがさらに+1倍になる「誕生月サービス」を受けられます。

この特典はSPUや選べる優待サービスとも併用可能です。例えば、「楽天市場コース」を選択している方が、誕生月の火曜日または木曜日に楽天市場で買い物をした場合、

  • 楽天会員:+1倍
  • 楽天カード通常特典:+1倍
  • 楽天プレミアムカード特典:+2倍
  • 楽天市場コース特典:+1倍
  • 誕生月サービス特典:+1倍

となり、合計でポイント6倍(還元率6.0%)という驚異的な還元率になります。
この特典には月間10,000ポイントという上限が設定されていますが、高額な買い物やまとめ買いを誕生月に集中させることで、大量のポイントを獲得するチャンスが生まれます。誕生日という特別な月を、楽天がさらにお得にしてくれる嬉しいサービスです。
参照:楽天カード株式会社 公式サイト

⑤ 最高5,000万円の充実した旅行傷害保険が付帯

旅行好きにとって、クレジットカードに付帯する旅行傷害保険は非常に重要です。楽天プレミアムカードには、国内外の旅行を安心して楽しむための手厚い保険が付帯しています。

  • 海外旅行傷害保険:最高5,000万円。特筆すべきは、最も利用頻度が高い「傷害治療費用」と「疾病治療費用」がそれぞれ最高300万円まで補償される点です。海外での医療費は高額になるケースが多いため、この手厚い補償は大きな安心材料となります。さらに、一部はカードを持っているだけで適用される「自動付帯」となっており、利便性も高いです(一部、旅行代金のカード決済が必要な「利用付帯」で補償額が上乗せされます)。
  • 国内旅行傷害保険:最高5,000万円。こちらは公共交通機関の料金や宿泊費などをカードで支払うことが条件の「利用付帯」ですが、入院・通院費用も補償の対象となります。

年会費無料のカードでは海外旅行保険が付帯しない、あるいは補償額が不十分な場合が多い中、この充実した保険内容はプレミアムカードならではの大きなメリットです。

⑥ 楽天ETCカードの年会費が無料

前述の通り、楽天プレミアムカード会員はETCカードの年会費(通常550円(税込))が永年無料になります。

車での移動が多い方、特に高速道路を頻繁に利用する方にとっては、毎年固定でかかっていたコストを削減できる確実なメリットです。年会費11,000円の中から550円分は、この特典だけで回収できると考えることもできます。小さなメリットに見えますが、長期的に見れば決して無視できない節約効果があります。

⑦ 楽天プレミアムが1年間無料

楽天プレミアムカードに入会すると、楽天の有料会員サービス「楽天プレミアム」(年会費3,900円(税込))が1年間無料で利用できる特典が付いてきます。
参照:楽天グループ株式会社 楽天プレミアム公式サイト

楽天プレミアムの主な特典は以下の通りです。

  • 送料分ポイントバック:楽天市場での2,000円(税込)以上の買い物で、送料分がポイントで還元されます(月10回まで、1回の上限500ポイント)。送料無料ラインに満たない買い物を頻繁にする方には非常に嬉しい特典です。
  • 楽天プレミアム対象商品 送料無料:対象商品であれば、金額にかかわらず送料が無料になります。

この特典により、初年度は実質的にカードの年会費が割引されるのと同等の効果があります。まずは1年間無料で試してみて、自分の買い物スタイルに合っているかどうかを判断できるのも嬉しいポイントです。ただし、無料期間終了後は自動で有料会員に移行するため、継続しない場合は解約手続きが必要な点には注意しましょう。

楽天プレミアムカードのデメリット3選

多くのメリットがある一方で、楽天プレミアムカードには注意すべきデメリットも存在します。入会してから後悔しないよう、これらの点もしっかりと理解しておきましょう。

① 年会費が11,000円(税込)かかる

最も分かりやすく、かつ最大のデメリットは11,000円(税込)の年会費が発生することです。年会費無料の楽天カードや、より安価な楽天ゴールドカード(年会費2,200円(税込))も存在するため、このコストを支払う価値があるかどうかを慎重に判断する必要があります。

前述したプライオリティ・パスやSPUによるポイントアップ、充実した保険などの特典を全く利用しない、あるいはほとんど利用しないのであれば、年会費は単なる負担になってしまいます。

自分のライフスタイル(海外旅行の頻度、楽天市場での年間利用額など)を客観的に見つめ直し、年会費以上のリターンを得られるかどうかが、このカードを選ぶ上での最大のポイントになります。具体的にどのくらい利用すれば元が取れるのかは、次の「損益分岐点」の章で詳しくシミュレーションします。このデメリットを許容できるだけのメリットを享受できるか、この記事を参考にじっくり検討してみてください。

② 海外旅行や出張に行かないとメリットが少ない

楽天プレミアムカードの特典の中でも、特に価値が高いのが「プライオリティ・パス」と「手厚い海外旅行傷害保険」です。これらの特典は、海外へ行く機会があって初めてその真価を発揮します。

したがって、海外旅行や海外出張の予定がまったくない、あるいは年に一度も行かないという方にとっては、楽天プレミアムカードの魅力は大きく半減してしまうと言わざるを得ません。プライオリティ・パスは国内でも一部の空港ラウンジで利用できますが、その数は限られています。

もちろん、後述するように楽天市場のヘビーユーザーであれば、国内での利用だけでも十分に年会費の元を取ることは可能です。しかし、カードの持つポテンシャルを最大限に引き出すには、やはり海外での利用が鍵となります。「海外には行かないけれど、楽天市場はよく使う」という方は、年会費2,200円の楽天ゴールドカードや、年会費無料の楽天カードも比較検討のテーブルに乗せることをおすすめします。自分の利用シーンを考え、最もコストパフォーマンスの高い一枚を選ぶことが重要です。

③ プライオリティ・パスの同伴者は有料

世界中の空港ラウンジが使えるプライオリティ・パスは非常に魅力的な特典ですが、一つ注意点があります。それは、無料で利用できるのはカード本会員のみという点です。

家族や友人、恋人など、同伴者が一緒にラウンジを利用する場合は、追加料金が発生します。料金はラウンジによって異なる場合がありますが、一般的には1名あたり3,300円(税込)の同伴者料金が必要です。
参照:楽天カード株式会社 公式サイト

例えば、夫婦で旅行する際に二人でラウンジを利用すると、毎回3,300円の費用がかかることになります。年に数回利用すれば、それだけで10,000円近い出費になってしまう可能性もあります。

この問題を解決する方法としては、夫婦それぞれが楽天プレミアムカードの本会員になるという選択肢があります。そうすれば、二人とも無料でラウンジを利用できます。ただし、その場合は年会費も2人分(11,000円×2 = 22,000円)かかるため、費用対効果を慎重に検討する必要があります。

一人旅が多い方にとっては全く問題になりませんが、常に誰かと一緒に旅行するという方は、この同伴者料金の存在を念頭に置いておくことが大切です。

【徹底解説】年会費11,000円の元は取れる?損益分岐点を解説

【徹底解説】年会費11,000円の元は取れる?損益分岐点を解説

楽天プレミアムカードを持つ上で最も気になるのが、「年会費11,000円の元は取れるのか?」という点でしょう。ここでは、「楽天市場での利用」と「プライオリティ・パスの利用」という2つの観点から、具体的な損益分岐点を計算し、徹底解説します。

楽天市場での利用金額から考える損益分岐点

楽天市場での買い物によって、年会費11,000円分のポイントを獲得するには、年間いくら利用すれば良いのでしょうか。ここでは、年会費無料の楽天カードと比較して「追加で得られるポイント」を基に計算します。

楽天プレミアムカードは、通常の楽天カードに比べてSPUで常に+2%のポイントが上乗せされます。まずは、この+2%だけで年会費を回収する場合を考えてみましょう。

  • 計算式:年会費 11,000円 ÷ 追加のポイント還元率 2% (0.02) = 550,000円

この計算によれば、年間55万円以上を楽天市場で利用する方であれば、SPUの特典だけで年会費の元が取れることになります。月額に換算すると約46,000円です。

しかし、楽天プレミアムカードにはさらに強力な「選べる優待サービス」があります。ここで「楽天市場コース」を選択した場合、毎週火曜日・木曜日の買い物でポイントがさらに+1%されます。年間の買い物の多くをこの曜日に集中させたと仮定すると、追加のポイント還元率は合計で+3%になります。

  • 計算式:年会費 11,000円 ÷ 追加のポイント還元率 3% (0.03) = 366,666…円

つまり、「楽天市場コース」を選び、火曜日・木曜日を中心に年間約37万円以上を楽天市場で利用する方であれば、ポイントだけで年会費を十分に回収できる計算になります。月額にすると約31,000円です。ふるさと納税や家電の買い替え、日用品のまとめ買いなどを楽天市場に集約すれば、十分に達成可能な金額と言えるでしょう。

プライオリティ・パスの利用回数から考える損益分岐点

次に、海外旅行・出張でプライオリティ・パスを利用するケースを考えてみましょう。プライオリティ・パスで利用できるラウンジの価値は一概には言えませんが、一般的にラウンジを都度払いで利用すると、1回あたり3,000円〜5,000円程度の料金がかかります。

ここでは、楽天プレミアムカードのプライオリティ・パス同伴者料金である1回3,300円を、ラウンジ利用1回あたりの価値として計算してみます。

  • 計算式:年会費 11,000円 ÷ ラウン지利用1回あたりの価値 3,300円 ≒ 3.33回

この計算から、年に3〜4回以上プライオリティ・パスを利用する機会があれば、それだけで年会費11,000円の元が取れることがわかります。

例えば、以下のようなケースが考えられます。

  • 海外出張が年に2回あるビジネスパーソン:往路と復路で合計4回ラウンジを利用。これだけで年会費以上の価値があります。
  • 乗り継ぎのある海外旅行:往路(出発空港+乗り継ぎ空港)と復路(出発空港+乗り継ぎ空港)で合計4回ラウンジを利用。旅行の快適性が格段に向上し、かつ年会費も回収できます。

もちろん、これは単純計算であり、実際には楽天市場でのポイントアップと組み合わせて考えるのが現実的です。例えば、年に1回だけ海外旅行に行き、プライオリティ・パスを往復で2回利用(6,600円相当)したとします。残りの年会費は4,400円です。この4,400円分のポイントを楽天市場の追加還元率+2%で稼ぐには、年間22万円の利用で達成できます。

このように、「楽天市場での利用」と「プライオリティ・パスの利用」を組み合わせることで、損益分岐点のハードルはさらに低くなります。ご自身のライフスタイルに当てはめて、年会費を上回るメリットがあるかどうかをシミュレーションしてみましょう。

特典を最大限に活用!選べる3つの優待サービス

楽天プレミアムカードの魅力の一つが、自分のライフスタイルに合わせて選択できる3つの優待サービスです。これらのコースを賢く選ぶことで、カードの価値をさらに高められます。各コースの特徴と、どのような人におすすめかを詳しく見ていきましょう。

コース名 特典内容 こんな人におすすめ
楽天市場コース 毎週火曜日・木曜日に楽天市場で買い物をするとポイント+1倍(月間上限10,000ポイント) 楽天市場での買い物がメインの人、日用品や趣味のものを頻繁にネット購入する人
トラベルコース 楽天トラベルでオンラインカード決済をするとポイント+1倍(上限あり)。手荷物宅配サービス優待クーポン。 旅行や出張で楽天トラベルをよく利用する人、身軽に旅行したい人
エンタメコース Rakuten TV、楽天ブックスでの利用でポイント+1倍(上限あり) 映画やドラマ、電子書籍やCD/DVDなどを楽天サービスで購入する人

① 楽天市場コース

楽天市場コースは、楽天市場でのポイント獲得を最大化したい方に最もおすすめのコースです。毎週火曜日と木曜日に楽天市場で買い物をするだけで、通常のSPUに加えてポイントが+1倍されます。

例えば、SPUで常時4倍の状態の方がこのコースを選ぶと、火曜日・木曜日は合計で5倍(還元率5.0%)という高還元率になります。お買い物マラソンや楽天スーパーSALEといったキャンペーン期間中の火・木曜日に利用すれば、さらに爆発的にポイントを貯めることが可能です。

日用品や食料品、ペット用品、ふるさと納税など、定期的に楽天市場を利用する方であれば、このコースを選んでおいて間違いはないでしょう。前述の損益分岐点の計算でも示した通り、このコースを選ぶことで年会費をポイントで回収するハードルが大きく下がります。

② トラベルコース

トラベルコースは、旅行や出張の機会が多く、楽天トラベルを頻繁に利用する方に最適なコースです。楽天トラベルでホテルやツアーなどをオンラインカード決済すると、ポイントが+1倍になります。旅行という高額な出費で効率的にポイントを貯められるのが魅力です。

さらに、このコースのもう一つの大きなメリットが「手荷物宅配サービス」の優待クーポンです。海外旅行の際、自宅から空港へ、または空港から自宅へスーツケースなどの荷物を配送してくれるサービスを、年に2回まで優待価格で利用できます。重い荷物を持ち運ぶ手間が省け、旅行の行き帰りを非常に快適にしてくれます。

プライオリティ・パスとこの手荷物宅配サービスを組み合わせることで、まさに「トラベル・プレミアム」な体験ができます。旅行好きの方にとっては、ポイント還元以上に価値のある特典と言えるかもしれません。

③ エンタメコース

エンタメコースは、楽天が提供するエンターテイメントサービスを日常的に楽しんでいる方向けのコースです。Rakuten TV(動画配信)と楽天ブックス(本・CD・DVD・ゲームなど)での利用でポイントが+1倍になります。

月額料金の支払いや、見たい映画のレンタル、好きなアーティストの新譜、話題の書籍や漫画の購入などで、着実にポイントを上乗せできます。特に電子書籍をよく利用する方や、趣味のものを楽天ブックスでまとめて購入する習慣がある方にはメリットが大きいでしょう。

自分の趣味や娯楽の出費でポイントが貯まりやすくなるため、エンタメライフをよりお得に楽しみたい方におすすめです。

これらのコースは楽天e-NAVIから簡単に変更でき、年に2回まで切り替えが可能です。例えば、夏休みや年末年始など旅行の予定がある期間だけトラベルコースに切り替え、それ以外の期間は楽天市場コースにしておく、といった柔軟な使い方もできます。

充実の付帯保険

楽天プレミアムカードは、万が一の事態に備えるための保険も非常に充実しています。特に海外旅行傷害保険の手厚さは、他の同クラスのカードと比較してもトップレベルです。ここでは、各保険の詳細な内容について解説します。

海外旅行傷害保険

楽天プレミアムカードの海外旅行傷害保険は、一部が自動付帯、一部が利用付帯というハイブリッド型です。カードを持っているだけで適用される「自動付帯」部分と、日本を出国する前に募集型企画旅行(パッケージツアー)の料金や、搭乗する公共交通乗用具の料金をカードで支払うことで補償が上乗せされる「利用付帯」部分があります。

海外旅行傷害保険の補償内容(1旅行あたり)

補償項目 補償額(自動付帯) 補償額(利用付帯適用時) 備考
傷害死亡・後遺障害 最高4,000万円 最高5,000万円 利用付帯分は最高1,000万円
傷害治療費用 最高300万円 最高300万円 ケガの治療費用
疾病治療費用 最高300万円 最高300万円 病気の治療費用
賠償責任 最高3,000万円 最高3,000万円 他人に損害を与えた場合
携行品損害 最高30万円(免責3,000円) 最高50万円(免責3,000円) 持ち物の盗難・破損など
救援者費用 最高200万円 最高200万円 遭難時の捜索費用など
参照:楽天カード株式会社 公式サイト

特筆すべきは、最も利用する可能性が高い「傷害治療費用」と「疾病治療費用」が、自動付帯でそれぞれ最高300万円まで補償される点です。海外では、簡単な治療でも数十万円、入院や手術となると数百万円の医療費がかかることも珍しくありません。この補償があるだけで、安心して海外に渡航できます。

さらに、利用付帯を適用させれば、携行品損害の補償額が30万円から50万円に増額されるなど、さらに手厚い補償を受けられます。

国内旅行傷害保険

国内旅行傷害保険は、公共交通乗用具の料金や宿泊料金などを楽天プレミアムカードで支払うことで適用される「利用付帯」です。

国内旅行傷害保険の補償内容

補償項目 補償額 備考
傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円 公共交通機関搭乗中や宿泊中の事故など
入院保険金日額 5,000円 事故発生日から180日以内で入院した場合
手術保険金 入院保険金日額の5倍または10倍 手術の種類による
通院保険金日額 2,000円 事故発生日から180日以内で90日限度
参照:楽天カード株式会社 公式サイト

国内旅行中の不慮の事故による入院や通院もカバーしてくれるため、国内を旅する際にも安心感が増します。

動産総合保険(ショッピング保険)

楽天プレミアムカードには、いわゆる「ショッピング保険」である動産総合保険も付帯しています。これは、楽天プレミアムカードを利用して購入した商品(1個1万円以上)が、購入日(配送等による場合は商品の到着日)から90日以内に偶然の事故(破損、盗難、火災など)によって損害を被った場合に補償される保険です。

補償額は年間で最高300万円と非常に高額で、高価なブランド品や家電などを購入した際にも安心です。ただし、1回の事故につき3,000円の自己負担額が必要です。また、スマートフォンやノートパソコン、コンタクトレンズ、食料品など、一部対象外となる商品もあるため、利用する際は事前に規約を確認しておきましょう。

楽天プレミアムカードはこんな人におすすめ

これまで解説してきたメリットや特典を踏まえ、楽天プレミアムカードがどのような人に特におすすめなのかをまとめます。以下のいずれかに当てはまる方は、年会費を支払ってでも持つ価値が十分にあるでしょう。

海外旅行や出張によく行く人

年に複数回、海外へ行く機会がある方にとって、楽天プレミアムカードは必須級の一枚と言えます。その理由は、やはり「プライオリティ・パス」の存在です。

通常であれば約70,000円の年会費がかかるプレステージ会員資格が、カードの年会費11,000円で手に入ります。出発前や乗り継ぎの待ち時間を快適なラウンジで過ごせる価値は、一度体験すると手放せなくなるほどです。フライト前の食事代やドリンク代も節約できるため、実質的なメリットはさらに大きくなります。

加えて、最高5,000万円の手厚い海外旅行傷害保険(特に疾病・傷害治療費300万円)が付帯しているため、別途有料の海外旅行保険に加入する必要性が低減し、結果的に旅費の節約にも繋がります。まさに、旅する人のためのプレミアムカードです。

楽天市場で年間37万円以上買い物をする人

海外に行く機会は少ないけれど、オンラインショッピングは楽天市場がメイン、という方にも楽天プレミアムカードはおすすめです。

前述の損益分岐点の計算で示した通り、「楽天市場コース」を選択すれば、年間約37万円(月平均約3.1万円)の利用で年会費分のポイントを獲得できます。この金額には、普段の日用品の購入だけでなく、ふるさと納税、お中元・お歳暮、家電の買い替え、旅行の予約なども含まれます。これらの高額な出費を楽天市場に集約することで、年間37万円というラインは多くの方にとって決して非現実的な数字ではありません。

楽天市場のヘビーユーザーであれば、プライオリティ・パスを使わなくても、ポイントだけで十分に元が取れ、それ以上のリターンを期待できるカードです。

年に2回以上プライオリティ・パスを利用する人

「海外には年1回しか行かないし、楽天市場での利用もそこまで多くない」という方でも、特典を組み合わせることでお得になる場合があります。

例えば、年に1回の海外旅行でプライオリティ・パスを往復で2回利用したとします。これだけで約6,600円相当の価値があります。残りの年会費は約4,400円です。この差額を楽天市場でのポイントアップ(SPU+2%)で回収するには、年間22万円(月平均約1.8万円)の利用で達成できます。

このように、「海外旅行(プライオリティ・パス)」と「楽天市場での買い物」という2つの柱を少しずつでも利用する方であれば、年会費のハードルはぐっと下がります。自分のライフスタイルを総合的に見て、複数のメリットを享受できると感じる方には、十分におすすめできるカードです。

楽天プレミアムカードがおすすめできない人

一方で、ライフスタイルによっては楽天プレミアムカードのメリットを活かせず、年会費が負担になってしまう可能性もあります。以下のような方は、他のカードを検討した方が良いかもしれません。

年会費をかけたくない人

クレジットカードにコストをかけることに抵抗がある、年会費は絶対に無料が良い、という方には、楽天プレミアムカードはおすすめできません。

楽天には年会費が永年無料の「楽天カード」があります。基本的なポイント還元率は1.0%で同じですし、楽天カードでもSPUの恩恵は受けられます。プライオリティ・パスや手厚い保険は不要で、とにかくコストをかけずに楽天ポイントを貯めたいという目的であれば、年会費無料の楽天カードで十分満足できるでしょう。自分のニーズとコストのバランスを考えることが重要です。

海外に行く機会がほとんどない人

楽天プレミアムカードの価値の大部分は、プライオリティ・パスをはじめとする海外旅行関連の特典に集約されています。そのため、仕事やプライベートで海外に行く機会が全くない、あるいは今後もその予定がないという方は、カードの持つ最大のメリットを享受できません。

国内の空港ラウンジも利用できますが、その数は限られており、楽天ゴールドカード(年会費2,200円)でも年2回まで無料で利用できます。海外に行かないのであれば、プレミアムカードの年会費11,000円は割高に感じられる可能性が高いでしょう。

楽天市場をあまり利用しない人

もう一つの大きな柱である「楽天市場でのポイントアップ」の恩恵を受けられない方も、楽天プレミアムカードはおすすめしにくいです。

普段のネットショッピングはAmazonやYahoo!ショッピングがメインで、楽天市場はほとんど使わないという場合、SPUや選べる優待サービス、誕生月サービスといったポイントアップの機会を活かせません。そうなると、年会費11,000円を回収する手段がプライオリティ・パスに限られてしまい、コストパフォーマンスが著しく低下します。

楽天経済圏のサービスをあまり利用しないのであれば、他の航空会社系ゴールドカードや、ポイント還元に特化した別のカードを検討する方が賢明です。

楽天プレミアムカードの申し込みと審査について

公式サイトへアクセス、国際ブランドの選択、規約への同意、お客様情報の入力、勤務先情報の入力、カード利用代金の引落口座設定、入力内容の確認と送信

楽天プレミアムカードを持ちたいと考えた方のために、申し込み方法や審査に関する情報を解説します。

申し込み方法

楽天プレミアムカードの申し込みは、楽天カードの公式サイトからオンラインで完結するのが最もスムーズで一般的です。24時間いつでも申し込むことができ、書類の郵送なども不要です。

申し込みの大まかな流れは以下の通りです。

  1. 公式サイトへアクセス:楽天カードのウェブサイトにある「楽天プレミアムカード」のページにアクセスします。
  2. 国際ブランドの選択:Visa、Mastercard、JCB、American Expressの中から希望のブランドを選びます。
  3. 規約への同意:会員規約などをよく読み、同意します。
  4. お客様情報の入力:氏名、住所、生年月日、電話番号などの基本情報を入力します。
  5. 勤務先情報の入力:勤務先の名称、所在地、年収、勤続年数などを入力します。
  6. カード利用代金の引落口座設定:オンラインで利用可能な金融機関の口座を設定します。
  7. 入力内容の確認と送信:すべての入力内容に間違いがないかを確認し、申し込みを完了します。

申し込み手続き自体は、10〜15分程度で完了します。

審査の基準と期間

楽天プレミアムカードの申込資格は「原則として20歳以上の安定収入のある方」とされています。具体的な年収の基準などは公表されていませんが、ゴールドカードクラスのカードであるため、年会費無料の楽天カードよりは審査基準が厳しくなると考えられます。

審査で重視されるのは、一般的に以下の項目です。

  • 属性情報:年齢、年収、職業、勤務形態、勤続年数など。
  • 信用情報(クレジットヒストリー):過去のクレジットカードやローンの利用履歴、延滞の有無など。

特に、過去に支払いの遅延などがあると審査に影響する可能性があります。
審査期間は非常にスピーディーで、早ければ申し込み完了後、数分で審査結果のメールが届くこともあります。通常は1営業日以内には結果が出ることが多いようです。無事に審査を通過すると、カードは通常1週間から10日程度で手元に届きます。

通常の楽天カードからの切り替え方法

すでに年会費無料の楽天カードなどをお持ちの方が、楽天プレミアムカードにアップグレードすることも可能です。

切り替え手続きは、楽天カード会員専用のオンラインサービス「楽天e-NAVI」から簡単に行えます。「カードの追加・切り替え」メニューから、楽天プレミアムカードを選択して申し込みを進めます。

ただし、切り替えの場合も新規申し込みと同様に審査が行われます。審査に通過すると、新しい楽天プレミアムカードが発行されます。その際、カード番号や有効期限、セキュリティコードはすべて新しいものに変わるため、公共料金やサブスクリプションサービスなどの支払いに登録している場合は、ご自身で新しいカード情報への変更手続きが必要になる点に注意しましょう。

楽天プレミアムカードに関するよくある質問

最後に、楽天プレミアムカードに関して多くの人が抱く疑問点について、Q&A形式でお答えします。

プライオリティ・パスの申し込み方法は?

プライオリティ・パスは、楽天プレミアムカードが手元に届けば自動的に使えるようになるわけではありません。別途、申し込み手続きが必要です。

手続きは、楽天カード会員専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」から行います。

  1. 楽天e-NAVIにログインします。
  2. メニューの中から「お申込み(各種サービス)」→「プライオリティ・パスのお申し込み」を選択します。
  3. 画面の案内に従って申し込み手続きを完了させます。

申し込み完了後、プライオリティ・パスの会員カードが届くまでには通常2週間程度かかります。海外旅行の直前に申し込んでも間に合わない可能性があるため、旅行の予定が決まったら、なるべく早めに手続きを済ませておくことを強くおすすめします。

家族カードでもプライオリティ・パスは使えますか?

いいえ、家族カード会員はプライオリティ・パスを申し込むことも、利用することもできません。プライオリティ・パスは、本会員限定の特典です。

ご家族もプライオリティ・パスを利用したい場合は、そのご家族自身が本会員として楽天プレミアムカードに申し込む必要があります。夫婦で利用したい場合は、それぞれが本会員としてカードを保有し、年会費もそれぞれ11,000円(合計22,000円)支払うことになります。

楽天ゴールドカードとの違いは何ですか?

楽天カードには、年会費2,200円(税込)の「楽天ゴールドカード」も存在します。楽天プレミアムカードとどちらを選ぶべきか迷う方も多いため、主な違いを比較表にまとめました。

項目 楽天プレミアムカード 楽天ゴールドカード
年会費 11,000円(税込) 2,200円(税込)
プライオリティ・パス プレステージ会員(無料) 利用不可
国内空港ラウンジ 利用可能(プライオリティ・パス対象ラウンジ含む) 年2回まで無料
選べる優待サービス あり(楽天市場/トラベル/エンタメ) なし
誕生月サービス あり(ポイント+1倍) あり(ポイント+1倍)
旅行傷害保険(海外) 最高5,000万円 最高2,000万円
楽天市場でのSPU +2倍 +2倍

参照:楽天カード株式会社 公式サイト

最大の違いは、やはり「プライオリティ・パス」の有無です。世界中の空港ラウンジを使いたいのであれば、楽天プレミアムカード一択となります。

一方で、楽天ゴールドカードは、国内の主要空港ラウンジが年2回まで無料で利用できます。海外には行かないけれど、国内出張や旅行で年に1〜2回空港ラウンジを使いたい、という方にはコストパフォーマンスの高い選択肢です。

ご自身のライフスタイルを鑑み、「プライオリティ・パス」「選べる優待サービス」「手厚い保険」といった特典に8,800円の年会費差額を支払う価値があるかどうかで判断するのが良いでしょう。